ACACIA HILLS | TANZANIA /200g
●商品は全て豆のままでご用意しております。
風味
ダージリンの薫りと、檸檬や枇杷を思わす果実味。さらさらとした質感を帯びて、淡麗な余韻が広がります。キリマンジャロで名を馳せるタンザニア。その中でも異才を放つ、レオンさんが栽培したパカマラ種ウォッシュド。
生産国|タンザニア
地域|カラツ、オルデアニ
生産者|レオン&アイディーン・クリスティアナキス
農園名|アカシア・ヒルズ
標高|1,750m - 1,950m
品種|パカマラ(AB)
生産処理|ウォッシュド
ロースト|ミディアムロースト
風味|ダージリン、フローラル、レモン、ビワ、シトリック、ライト&デリケートテクスチャー
詳細
ギリシャにルーツを持ち、かつてイギリスで薬剤師として働いていたレオン・クリスティアナキス氏は、家族との生活のために故郷タンザニアへ戻り、コーヒー生産の道を選びました。彼の一族は100年以上前からこの地でコーヒー栽培を続けてきた歴史がありますが、先代までの低標高な農園ではコモディティコーヒーの生産が中心で、国際価格の下落に伴い生計を立てることが厳しくなっていました。そこでレオン氏は2000年代、より高品質なコーヒーを追い求めてスペシャルティコーヒーへの方向転換を決意します。転機となったのは2005年、アメリカのポートランドコーヒーロースターズの創業者であるマーク・ステル氏との出会いでした。焙煎を知るマーク氏と農業を知るレオン氏は深く意気投合し、2007年に共同でオルディアニ山の土地を購入、現在のアカシア・ヒルズを立ち上げました。ンゴロンゴロ自然保護地区に隣接するこの美しい農園は、コーヒー栽培に最適な肥沃な土壌に恵まれており、レオン氏は荒れ果てていた土地を立て直して、ケント、SL28、ゲイシャ、パカマラといった高品質な品種の栽培にいち早く着手しました。野生動物による獣害などの困難に直面しながらも、実直な仕事によってクリティと生産量を着実に伸ばしていったのです。レオン氏の功績は、自身の農園だけに留まりません。コモディティの印象が強かったタンザニア市場を変えるため、近隣の生産者と協力して海外ロースターを招くカッピングイベント「クレーターカッピング」を主催しました。この活動は2020年にACE(Alliance for Coffee Excellence)主導の公式プライベートオークションへと発展し、世界中のトップロースターにタンザニアのマイクロロットの価値を知らしめる架け橋となりました。さらに農園のスタッフの声を反映し、村への給水インフラを整備するなど、持続可能な地域社会の発展にも尽力しています。高品質なコーヒーを作り続けることで、働き手や小規模生産者を支え、世界のコーヒー産業に貢献していくという、強い情熱と確かなサステナビリティの循環がこの農園には息づいています。