BUKU SAYISA | ETHIOPIA /200g
●商品は全て豆のままでご用意しております。
風味
小粒のストロベリーを思わす酸味と、ダークチョコレートの風味。後味に漂う、ムスクのようなニュアンスがエキゾチックに味わえます。エチオピアのグジ・オロモ族の文化を背景にして、伝統的な方法でアフリカンベッドの上で丁寧に乾燥されたナチュラルです。
生産国|エチオピア
地域|オロミア州、グジ、ハンベラ、ブクサイーサ
生産処理場|ブク・サイーサ・ウェットミル
生産者|複数の小規模生産者
標高|2,300m
品種|在来品種の混合ロット
生産処理|ナチュラル
ロースト|ミディアムロースト
風味|ブルーベリー、ストロベリー、ラベンダー、ダークチョコレート、シック
詳細
ブク・サイサ(Buku Sayisa)ウォッシングステーションは、西グジ・ハンベラ地区の高地に位置しています。アムハラ語で「ブク・サイサ」とは「祝福された谷」を意味し、このステーションはナチュラルプロセス(非水洗式処理)を専門としています。標高2,300メートルの農園で収穫され、選別された完熟チェリーは、高床式の乾燥ベッドで12〜15日間乾燥されます。乾燥工程で過発酵を綿密に避けることで、ブク・サイサの生産者たちはエレガントな風味のコーヒーを作り上げています。
ブク・サイーサは、コーヒーに深く根ざした文化的伝統の一部でもあります。この地域に古くから住むグジ・オロモ族には、空の神「ワーカ(Waaqa)」の伝説があります。
伝説によると、ワーカは不当に殺された従者を悼んで涙を流し、その涙がコーヒーの木となったと、現在まで語り継がれているそうです。少なくとも10世紀から、コーヒーはグジ・オロモ文化において重要な役割を果たしてきました。当時の人々は、長い旅の際のエネルギー源として、コーヒー豆を油脂と混ぜ合わせて携帯していたそうです。
現在でも、グジの農家たちは伝統的な農法を守り続けています。コーヒーは、トウモロコシ、大麦、小麦、豆などと混植され、地域の肥沃な土壌で育つ在来種のコーヒーが栽培されています。