●商品は全て豆のままでご用意しております。

風味
オレンジのような爽やかな柑橘の印象に、ミルクチョコレートを思わす甘さ。パカマラ種に由来するクリーミーでボリューム感のある後味が魅力的です。

生産国｜エルサルバドル
地域｜アパネカ・イラマテペク地域、サンタ・アナ県、カントン・パロ・デ・カンパナ
生産者｜フェルナンド・リマ
農園｜ラス・ラデラス
農園面積｜40h
標高｜1,800m
品種｜パカマラ
生産処理｜ウォッシュト（発酵：12時間）/ アフリカンベッドで乾燥（15日間）
ロースト｜ミディアムロースト
風味｜ミルクチョコレート、オレンジ、スイート、クリーミー

詳細
ロス・ボルカネスとセロ・ベルデという2つの国立公園に囲まれた場所にあるラス・ラデラス農園。その傾斜した地形にちなん で『丘陵』を意味します。この農園主は、サンタ・エレナ農園やカンパヌラ農園など複数の農園を所有し、高い品質のコーヒーを管理するフェルナンド・リマさん。ラス・ラデラスは 1930 年以 来、3 世代にわたって彼の家族によって運営されてき ました。もともと耕作されていない土地でしたが、各世 代が少しずつ植え付けを行い、現在では 300 人が働く 農場にまで成長しました。彼のコーヒーは、2003年に初めて開催されたエルサルバドルCOEで入賞を果たし、その後も3度の入賞経験のある素晴らしい生産者です。
2005年にサンタ・アナ火山が噴火した時、ラス・ラデラス農園は火山灰に覆われてしまいます。この災害をきっかけに、ラス・ラデラス農園は全面的に有機栽培への切り替えを行いました。もともと農園内に生えられていたシェードツリーが植え替えられ、クルミやヒノキ、ジャカランダといった木も一緒に植えられました。
これらの木々が農園内に広大な林を形成し、コーヒーの生育に好ましい日陰を生み出しています。森林伐採が進むなか、ラス・ラデラス農園のように天然の日陰を持つコーヒー農園は、エルサルバドルに残された森林のうち、大きな部分を占めています。

Cuzcachapa　- クスカチャパ生産組合 -
Cuzcachapa(クスカチャパ)は、1966 年に設立されたコーヒー生産者協同組合です。エルサルバドルのコーヒー生産者に最大限の利益をもたらす同国最大の協同組合を目標に掲げ、品質・効率の追及を促しています。より良いコーヒーをより多く収穫し、その利益を分配するため、組合員には農業技術的教育と財政的支援を提供しています。組合立ち上げ時のビジョンを忘れず、国際的なマーケットでの成功を後押しすることが、生産者の社会的および経済的な地位向上に繋がると考えています。